©2009「BALLAD 名もなき恋のうた」製作委員会 ©臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2009

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AUG 2009 : FEATURE FILM

BALLAD 名もなき恋のうた

【監督からのメッセージ】
監督の山崎です。
春日の山城を出現させたり、大量の兵士たちの合戦を現実化するためにデジタルを活用しました。まるで戦国時代にタイムスリップしたような、そんな気持ちになって頂けたら嬉しいです。
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ページ下に、CGでつくられた山城、春日城についてなどデジタル活用した各シーンの画像があります。カーソルを画像に合わせると、元絵と見比べることができます。
是非、ご覧ください。
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監督・脚本 : 山崎貴
VFX制作 : 白組
公開日 : 2009年9月5日 全国東宝系ロードショー
発売日 : 2010年4月17日 DVD & Blu-ray同時発売

【デジタル活用した各シーン画像】

【After】
新たな崖を配置したり、身を隠せるような木々を生やさないようにしたりと、
攻められにくい地形になっています。また城内の建物はミニチュアで作成され、
それを基にCG化しました。
【Before】
春日城の空撮カット用にヘリコプターで撮影された素材。
城門まわりのオープンセットは千葉県の鴨川にある元モトクロス場に建てられました。
このセット、山城全体から見たらほんの僅かなものですが、絵づくりする上で色味や
光の情報を得られる貴重な存在となります。

【After】
CGで作られた草の土手を合成。このようなちょっとした修正がけっこう大変だったりします。
奥に見える春日城はCG。その周りの風景はマット画で描かれたものを合成しました。
【Before】
走り去るランクル。熊本県の菊陽で撮影。
この場所、あぜ道のすぐ横にコンクリート製の用水路があって、撮影上そこをどうしても避けられないために取り替えなければなりませんでした。そのため壁の上部にはカメラワークを検知させるためのソフト「Boujou」用に マーカーが貼られています。

【After】
2週間以上かけて1コマ1コマ丁寧に人物が切り出され、槍や弓などの細かなところもきれいに切り取られ合成されています。残りの背景や地面をマット画と差し替えて、CGのデジタルエキストラを配置。このカットだけで2500人くらい増員されています。
【Before】
約300人のエキストラを動員して撮影された大倉井軍。
その間を伝令(騎乗の赤い鎧)が駆け抜けます。
このカットはグリーンバックの前での撮影ができなかったので、デジタルエキストラを合成するために人物を1人ずつ切り出していかなければなりませんでした。

【After】
『ALWAYS~』など、私たちが今まで手がけた作品では、実際に撮影された人物(エキストラも含む)よりも前にデジタルエキストラが登場することはほとんどありませんでした。しかし、今回の合戦シーンではとうとうエキストラよりも前、それも最前線までデジタルエキストラが配置されることになりました。オープンセットの奥にはCGの春日城も合成されています。
【Before】
長まわしの合戦カットの1つ。このカットはアキラクレーンで撮影されました。地面に等間隔で並んでいるカラーコーンはカメラワークを検知するために置かれていて、これがあることにより撮影されたカメラワークをCGのなかで再現できるようになります。

【After】
(吹越満さん演じる)仁右衛門が上ってきた大倉井の兵士を槍で叩き落とす、その落下する兵士もデジタルエキストラです。高低差が激しく、また杭などが無数に埋められていたこのセットで実際に落下させて撮影するのは危険だったからです。落下する兵士の動きはモーションキャプチャーを使わずに1コマずつ丁寧に手付けされました。
【Before】
城内に侵入しようと梯子をかける大倉井軍との攻防戦。
これもかなりの長まわしカットです。クレーンに乗ったカメラが絶えず動くこのカット、
地面には他のカットと同様にカラーコーンが設置されています。

【After】
完成した大倉井の大軍勢。
真一が圧倒されるようなそんな軍勢の配置もまたデジタルエキストラです。
少ないように見えますが、これでも800人近くの大倉井軍がいます。
【Before】
(武井証くん演じる)真一が初めて目にする大倉井の軍勢と合戦の様子。
撮影の際、戦場を見ている真一のほかは、城内のごく一部とグリーンバックのあたりだけに人物を配置し、戦う演技をしてもらいました。

【After】
ずらりと立ち並ぶ大倉井兵。
本作品で登場するデジタルエキストラは軽いデータでできていますが鎧や肩まわりなど
細かなところに気を配って作成されています。また、これらの基となるエキストラの写真も、光線などに注意して均一に撮影しておくことが大切です。
【Before】
大倉井本陣まわり、エキストラ約100人。スクリーンの半分ほど人数が足りません。
このエキストラ、デジタルエキストラとのバランスを考えて配置しなければなら ないんですが、カメラワークも無い、エキストラに動きも無い、このようなカットが一番VFXスタッフ泣かせだったりします。バレやすいんです。

http://www.ballad-movie.jp/index.html
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